2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

しまなみの全通四国近くなり

尾道市と今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道(59.4キロ)のうち、未開通だった生口島道路(尾道市6.5キロ)が29日、開通した。 着工から31年を経た海道は全線開通となり、尾道ー今治間が20分短縮し約50分で結ばれる。 生口島道路の費用は約30…

鉄砲を持たすとこわい無鉄砲(他作)

言葉遊びのようだが真実であるところがこの句の面白いところ。 元々「無鉄砲」とは「後先を考えずに行動する」こと。調べてみると「無鉄砲」は当て字で、「無点法」あるいは「無手法」の変化した語という。「無点法」とは、漢文に返り点や送り仮名がついてい…

プッシュをも動かすプッシュ横田さん

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(70)と弟の拓也さん(37)は28日午前(日本時間29日未明)、ブッシュ米大統領にホワイトハウスの大統領執務室で面会、ブッシュ大統領は拉致問題について「働き掛けを強めたい」と述べた…

そうよねと言ってほしくてメールする(他作)

私の以前の入賞句「相槌が欲しくて友に電話する」と、メールと電話の違いこそあれ全く同じ意味だ。 所詮人間一人では孤独で弱いもの。自分の行動や考えに自信がない場合、他人から特に金や手助けを受けようとは思わなくても、話を聞いてもらって『そうだねー…

ホリエモン頭深々保釈され

ライブドアの証券取引法違反事件で、東京地裁は27日夜,同法違反の罪に問われた前社長堀江貴文被告(33)の保釈許可決定を不服として東京地検が申し立てた準抗告を棄却した。 同地検は憲法違反などに限られる特別抗告をせず、堀江貴文被告は保釈された。 や…

嫌われる勇気持たぬと生きにくい(他作)

自分の信念に基づきものごとをやっていこうとする人は嫌われる勇気が必要かも知れない。 一国の総理や組織のトップに立つ人がいい例だが、嫌われる勇気だけではなく小泉さんのように嫌った人間を蹴散らす位の覚悟も必要だろう。 冒頭の句は我々凡人にはあま…

姉歯氏ら耐震偽装逮捕され

耐震強度偽装事件で警視庁などの合同捜査本部は26日、建築士法違反ほう助容疑で元1級建築士姉歯秀次(48)、同法違反容疑で建築デザイナー秋葉三喜雄(46)の両容疑者を逮捕。 建築基準法違反容疑で木村建設社長木村盛好容疑者(74)のほか、もと東京…

包帯を巻けぬところに深いキズ(他作)

このまま読んでしまうと、「当たり前ではないか!」ということにしかならないので何を言いたいのか表現を変えてみよう。 私がとっさに読み替えた句は『自分史の書けぬところに古いキズ』だ。 最近は自費出版ブームであり、その中でも自分史が多いと聞く。私…

弱者捨て首相改革できた言い

小泉首相は26日で2001年4月の就任から丸5年、在任期間は中曽根首相を抜き佐藤、吉田両内閣に次ぎ戦後3位の長期政権となった。 首相は25日夕、記者団に「公共事業を削減しても景気は回復している」と述べ、改革路線の成果を強調した。 だが野党は改革に伴う格…

待ち切れず出前を取りに行った妻(他作)

現役時には残業する時など近くの食堂からよく出前を頼んでいた。帰宅して再度食べるので「「親子」・「他人」どんぶりで軽く済ます場合が多かった。 あまり遅いと「牛や鶏をさばくのに時間がかかっているんではないか。誰か手伝いに行って来い」というような…

尼崎再発防止道険し

107人の死者が出た尼崎JR脱線事故は25日で1年。 JR西日本は昨年5月、安全最優先の企業風土つくりを掲げた『安全性向上計画』を発表、再発防止策に取り組んできた。 山崎正夫社長は『設備面の対策は順調』と強調するが、安全意識の浸透にはまだま…

カフェオレとコーヒー牛乳どこ違う(他作)

いかがでしょうか?調べてみると「カフエオレはコーヒーを牛乳で割ったもの」で「コーヒー牛乳はコーヒーに牛乳を少し混ぜたもの」とよく分からない説明がありました。 別の説明によると、「カフェオレ」はフランス語で「カフェ」は「深煎り豆で抽出したコー…

よみがえる小沢神話か千葉補選

自民、民主両党の事実上の一騎打ちとなった衆院千葉7区補選は23日投票、即日開票の結果、民主党新人の元千葉県議太田和美氏(26)が、自民党新人の元埼玉県副知事斉藤健氏(46)=公明推薦=を955票の小差で破り、初当選した。 民主党は『送金指示』メール問…

暇できた時には子らは家にいず(他作)

この句を読まれて、作者に「それがどうしたのか?」と訊きたくならないだろうか? 川柳は情景描写だけでは面白くも何ともない。人情の機微を詠うのが川柳であるからには、作者の気持ちが入らねば川柳とは言えない。 この句の意味が 忙し過ぎて子らの世話が十…

対立の火種残してまず譲歩

日刊両政府は22日、外務次官会談を行い、 海上保安庁による竹島(韓国名・独島)周辺海域調査について、日本が今回予定していた調査を中止、 韓国は6月の海底地形に関する国際会議への独自名称提案を見送ることで合意した。 これを受け、日韓双方はそれぞれ…

場所取りの新人評価花見酒(他作)

新入社員が入社して初めての公式行事が花見という会社は時期が時期だけに多いだろう。 この花見が盛り上がるかどうかのポイントは桜の花が良く見える所か、トイレからあまり離れていない所か、が大きな要因になる。 場所取りを命ぜられた新入社員2〜3人は、…

ヒロシマのシンボル国の重文に

広島市中区の原爆資料館と世界平和記念聖堂が国の重要文化財に指定されることが、21日決まった。 ともに平和を願って建設された被爆地広島の復興のシンボルで、戦後建築としては初の指定となる。 文化審議会が、小坂憲次文部科学省に指定するよう答申した。 …

石仏は春はやさしい顔になり(他作)

ちょっと屁理屈を言わせてもらおう。硬い石で作った仏像が四季によって表情を変えるとはとても思われない。 作者は「石仏は目で見るものではなく訪れた人の気持ちで見るものだ」ということでこのような句を詠んだのであろう? 、奥さんを石仏に例えるのは誠…

竹島の解決次官きょう派遣

政府は20日、海上保安庁による竹島(韓国名・独島)周辺海域の海洋調査計画について、 同日にも予定していた調査開始を見合わせた上で、韓国側と外交的に円満な解決策を探るため 谷内正太郎外務次官を、21日に勧告へ派遣することを決めた。 谷内氏は外交通商…

止まるたび連れしょんをするバスツアー(他作)

目に情景が浮かぶような句だ。 これが女性ならば「止まるたび女性トイレに焦る列」と詠みたい。 「連れしょん」とは昔から歯切れ良い言葉で多くの男性に親しまれてきたが、「連れ小便」の省略である。その「連れ小便」とは「2人以上が一緒になって並んで小便する…

採用は増えるぞ今だ就職は

中国新聞社が19日まとめた中国地方の主要企業314社の来春採用計画によると、 今春実績より採用を「増やす」企業は36.9%の116社と、3年連続で3分の1を超えた。 団塊の世代が大量退職に差し掛かる『2007年問題』や景気回復を追い風にした事業拡大などに備えて…

謝罪してその後すぐに部下怒鳴り(他作)

上の句と下の句があまりにも対照的なので情景を考えるとこっけいだが、組織としては珍しい事例ではない。 句と順は逆だが、上司が部下を怒っている最中にお客さんがその上司を訪ねて来ると、いつの場合でも上司の態度は180度豹変して「やあ、しばらくでした…

長期債金利急騰二パーにも

18日の国債市場は、デフレ脱却期待や日銀の利上げ時期が近いとの観測を背景に、長期金利の指標である新規発行の10年債利回りが一時2%ちょうどまで急騰(価格は急落)した。 取引時間中に2%台に乗せたのは、1999年8月以来6年8ヶ月ぶり。 政府は『急騰』に対…

異人さんいいじいさんと思ってた(他作)

笑い話にもならぬ川柳だ。 「異人さん」とは誰もが聞いたことのある童謡「赤い靴」の中に出てくる言葉だ。 参考までに歌詞を書くと、 「赤い靴はいてた女の子 異人さんに連れられて いっちゃった」となる。 ここで「異人さん」が「いい爺さん」に置き換わったのでは全…

サンフレの不振監督退団だ

サッカーJリーグ1部(J1)サンフレッチェ広島の小野監督(43)が、 成績不振を理由に退団することが17日、分かった。 『タイトル奪取』という高い目標を掲げた就任4年目だったが、 理想とは裏腹にチームは現在、球団ワーストとなる開幕から8試合勝ち星なし…

内緒よの声に不思議な連帯感(他作)

友達から知らないことを告げられて、最後に「内緒よ」と小さな声で言われると、 大きな秘密を共有したようで確かに連帯感を感じる。 昔、上司に「あんたじゃけー言ううんじゃがのう」と言って、私に話を始める人がいた。 最初にそう言って切り出されると聞く…

基準値で精度向上がん検査

厚生労働省は16日までに、がんの早期発見に欠かせない検診の制度を高め、全国どこでも質の高い検診を受けられるよう体制を整備することを決めた。 都道府県で差がある、がん発見率や精密検査が必要とされた受診者の割合(要精検率)に基準値を設け、検診の効…

何食べて生きてるんだろプランクトン〔他作)

子どもの素朴な疑問がそのまま川柳になったようだ。 子どもの物心付くころは、物事への関心も強いし多くの疑問を浴びせてくる。 この回答に窮したり、『我が子ながら、なかなか良い質問をするな』と喜んだことはないだろうか? 我々も子や孫の成長と共に素朴…

延命の中止決定家族やれ

治る見込みのない病気にかかり、死期が迫った患者の延命治療中止をめぐり、日本尊厳死協会は、15日までに、患者本人の意思が明確でない場合は『家族らが意思決定をできるよう法律で規定するのが望ましい』との見解をまとめた。 同協会が、尊厳死の意思決定の…

究極のヌードとられた内視鏡(他作)

上の句と中の句で期待させておいて下の句で見事裏切ったところに、この句の面白さがある。 しかし、使用した素材があまり良くないので、読んだ後の爽快感はない。 『究極のヌード』と言えば叶恭子の『究極の叶美香ヘアヌード集』があるようだ。一度見てみた…