2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

海幕僚大臣了承得ず聴取

海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故で、海上幕僚監部が石破茂防衛相の了承を得ないまま、あたごの航海長を防衛省に呼び、事情聴取をしていたことが二十八日、分かった。 事故当日の十九日に護衛艦隊幕僚長が海上保安庁に事前連絡せずに事態把…

病院へうわさ話を聞きに行く(他作)

病院の待合室ではいい加減な話がたくさん飛び交っていることを詠んだ句だ。 私も定期的に病院に行くので、他人事の様には言えないが、『病院のうわさ話』は『世間のうわさ話』と比較すれば多少偏っているのではないか?入院中のAさんが亡くなったとか、人気…

艦長が初めて謝罪イージス艦

海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、あたご艦長の船渡健一等海佐(52)は事故から九日目の二十七日午後、千葉県勝浦市内で記者会見し「日本の防衛の任にある護衛艦がこのような事態を起こし、ご家族、漁協、国民の皆さまに深くお…

追いつくとあいさつ面倒歩を緩め(他作)

これならば追いついていないのだからあいさつをしないで結構。 私がいつも思うのは追いつくと条件反射的に『おはようございます』と口から言葉が出るのが普通の大人。 しかし、絶対に自分からは言わない人が私がいつも散歩で出会う人の中にはいる。 春から秋…

艦載機容認したぞ岩国市

米空母艦載機の岩国移転をめぐり、岩国市の福田良彦市長は二十六日、「国の防衛政策に一定の理解を示す」として、事実上、移転を容認する考えを表明した。 市民の安全、安心対策を前提に国と協議を進める方針で、二十八日の市議会定例会の施政方針演説で明ら…

妻とならちっとも怖くない夜道(他作)

川柳はどう受け取ろうと読者の勝手。 この句は大きく次の二つの意味に受け取られるのではないか? ?妻の腕力は頑健だから、少々の男が襲ってきても大丈夫。 ?暗闇でも分る妻の太い姿など誰も襲う男はいない。 ?では柔道の田村亮子のような女性はそんなにいる…

原爆症積極認定最終案

原爆症認定の新しい基準作りで厚生労働省は25日、東京・霞が関の同省で開いた「原子爆弾被爆者医療分科会」(会長・佐々木康人国際医療福祉大放射線医学センター長、19人)に最終案を示した。 既に公表した骨子に沿った内容で、3月中に確定し、新年度から運…

見るだけの客を二秒で見破られ(他作)

プロの店員の目ならば『買う積りの客』か『見るだけの客』かは一目瞭然だろう。 『見るだけの客』は首の痛い人が多いらしく商品を「ジー」と見ると盛んに首を横に振る。最後に値札を見て『チョットねー』と意味不明のことをつぶやいて、次へ移る。店員はすか…

福田氏が修正意欲揮発油税

福田康夫首相は二十四日夜、ソウル市内のホテルで同行記者団と懇談し、揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案について「修正して年度内に成立させるよう話をしていく」と述べ、民主党との共同修正に強い意欲を表明した。 修正協議入りに向けては民…

ビーチバレールールでビキニなんだって(他作)

フーンそうか!何気なく見ていたので気が付かなかった。 調べると、ビーチバレーのユニホームは、『パンツとタンクトップの上下に分れたセパレートタイプのもので、チームの二人同じ色を着用し、パンツは男子膝上10cm以上、女子はサイドが7cm以下のビキ…

なぜ今に三浦容疑者逮捕され

米ロサンゼルス市警は二十三日、一九八一年にロサンゼルスで妻を殺害したとして、殺人などの容疑で三浦和義容疑者(60)が米国自治領のサイパン島で二十二日午後逮捕されたと発表した。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は二十三日、ロサンゼルスで裁判を…

なぜその名ポルノコブクロケツメイシ(他作)

若い人の歌を聞かない私には、作者同様この句が理解できない。 『ポルノコブクロケツメイシ』は一つの単語だろうか?こんな長い単語があるはずがない。 分解して分り易くすると、 『ポルノ』・・・岡野昭仁と新藤晴一の二人からなるロックバンド『ポルノグラ…

入札の価格を漏らす国交省

奈良県明日香村の国営飛鳥歴史公園事務所発注の防災工事に絡み、受注業者に非公表の予定価格を漏らしたとして、大阪地検特捜部は二十二―二十三日、競売入札妨害容疑で、元所長で国土交通省公園緑地課企画専門官高松正彦たかまつ・まさひこ(43)、都市再生機…

どうりでね再生はがききれい過ぎ(他作)

年賀はがきの古紙配合率を日本製紙が低くした問題を詠んだ句。 今回は年賀はがきで端を発した古紙配合偽装問題だが、他の物品はどの程度古紙が配合されているのだろうか? トイレットペーパー・ほとんど古紙配合率100%。 ティシュペーパー・・『上質紙』と…

見張り員伝達怠りイージス艦

海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、衝突十二分前に清徳丸の灯火を視認した右舷側の見張りの隊員が、艦橋内のレーダー担当隊員らに情報を伝達していなかった疑いがあることが二十二日、第三管区海上保安本部などの調べで分かっ…

道聞かれややこしいので連れて行く(他作)

私がつい先日、課題『歩道』に対して作った句が 『道聴くと家まで連れて行く田舎』である。 作者の句は田舎か都会か不明だが発想としては同じである。 人間の心理として人に『教えること』や『親切にすること』は楽しいこと。 特に田舎の人ほどその傾向が強…

〇七年出生率は一・三

二○○七年に生まれた赤ちゃんは、○六年より約千三百人少ない百十二万九百三十七人だったことが二十日、厚生労働省の人口動態統計の速報値で分かった。昨年末時点でまとめた年間推計より約三万人多かった。 同省は○七年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産…

ブーツ履き気付く二階の忘れ物(他作)

よくあること まだ「バスに乗りやっと気が付く忘れ物」よりはまし! ひどいのになると、化粧のし忘れを会社の同僚に指摘されて初めて気付くという例もあるからこの程度なら大丈夫。 冒頭の句程度の忘れは私は恥ずかしながら再三だ。 私の場合は『ブーツ』で…

イージス艦漁船衝突房総で

十九日午前四時七分ごろ、千葉県・野島崎の南南西約四十キロの太平洋で、京都府舞鶴市の海上自衛隊第三護衛隊群所属の最新鋭イージス護衛艦「あたご」(艦長・船渡健一等海佐、七、七五○トン)が、マグロ漁に向かっていた千葉県勝浦市の新勝浦市漁業協同組合…

認知症正しく言えば不認知症(他作)

そのとおり。 本人はボケて『認知』することができないのだから作者の言うとおり正しくは『不認知症』と私も思う。 『ぼけ』を『認知症』と改名した時点で名を付けた厚労省が既にボケていたと言うしかあるまい。 『認知症』は今や世間では立派に認知されてい…

亀田大厳罰を示唆金平氏

ボクシングの「亀田3兄弟」で二男の亀田大毅かめだ・だいき(協栄)が自身で起こした物損事故について「車はぶつけるもの」などと発言したことが分かり、所属ジムの金平桂一郎かねひら・けいいちろう会長は18日、同選手の発言を認めて解雇を含めた厳罰を科…

高いとこしまったお皿に出番なし(他作)

どこの家庭でもあること。どうにも出番がないからと言って『ごみの日』に出す訳にもゆかず、町内会や学校の文化祭のバーゲンに出しているのが実態だろう。 結婚式の引出物を列席者均一にしていたのは昔の話、今はカタログが郵送され列席者が多くの商品の中か…

独立を宣言コソボ緊張へ

一九九九年のコソボ紛争以降、国連の暫定統治下にあったセルビア・コソボ自治州の議会は十七日、自治政府が提出した独立宣言案を採択、セルビアからの独立を一方的に宣言した。 コソボでは住民の約九割を占めるアルバニア系住民が独立を求め、特別自治権付与…

深い意味ないよろしくを深く受け(他作)

『よろしく』という曖昧語を鋭く指摘した面白い句だ。別れる際の『ではまた』も似たようなもの。 『よろしく』とは相手に便宜を図ってもらう時などに用いる言葉。また、そういう気持ちを込めて言う挨拶語。『適当に』『上手い具合に』などの意味としても用い…

HD撤退検討東芝が

高画質な映像を記録できる次世代DVD規格で「HD DVD」方式を主導してきた東芝が、同事業からの全面撤退を含めた事業見直しの検討に入ったことが十六日、分かった。 米国での販売状況などを見極めた上で最終的に判断する。 (2月17日中国新聞抜粋)

実家への土産は孫で済ませとく(他作)

実家の両親にとって何よりの土産は、どんなにおいしい名物より、成長した孫の姿を見ることであろう。 肩の力を抜いて作った久々の名句だ。 親バカはいつまでも続くので、別に『孫』でなくても『良い知らせ』なら何でも良い親は本当にありがたい存在だ。 先ほ…

アユ被害国内初の感染死

農林水産省は十五日、国内で初となる細菌「エドワジエラ・イクタルリ」によるアユの感染死を山口、広島、東京の三都県で確認したと発表した。 岩国市の錦川での被害が最も多く、昨年九、十の両月で千四百匹が死んだとみられる。 東南アジアから菌が入ってき…

割り箸がやたらと折れる食べ放題(他作)

同じ金を出したのならば『食わねば損』という作者の気持ちが伝わる。焦れば焦るほど折れる箸 「ハシタナイ」には「卑しい」の意味もあるが、これが語源かとふと思う。 レストラン側は、『箸が折れる』という『間』を設け、『寸断なく食べられることを避けて…

補助金を凍結解除岩国市

岩国市の出直し市長選で初当選した福田良彦市長は十四日、防衛省で石破茂防衛相と会談した。福田市長は米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転問題をめぐり、前市長の移転反対の姿勢から国が凍結した新市庁舎建設の補助金三十五億円をなるべく早く交付するよう…

空稲架でさかあがりした昔あり(他作)

『空稲架』とは『からはざ』と読み『稲の架かってない稲木』を意味する。 地方によって名称が違うようで、私の田舎では『稲木』のことを「はでご」と呼んでいた。 この木は子どもがとてもさかあがりできるような細いものではない。 私ならば『空稲架を友と歩…