2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

毟(むし)るってホント悲しくなる字だね(他作)

「毟る」が「むしる」とは恥かしながら知りませんでした。漢字の構成から見て「毛」の上に「少」が乗っかっているのだから、「はげる」と間違って読んでも不思議ではありません。しかし,「はげるには「禿る」という先客があったようです。いささか本論から…

宿敵の巨人目前虎がV

セ・リーグは29日、阪神が2年ぶり5度目の優勝を決め、創立70周年に花を添えた。優勝へのマジックナンバーを「1」としていた阪神は本拠地、甲子園球場で巨人に5−1で快勝。就任2年目の岡田監督がナインの手で5度、胴上げされた。

毒舌で心の弱さカバーする(他作)

「毒舌」を吐けば、心が強いように他人からは見えるかも分からない。自分までそのように錯覚することもあるからおかしなもの。しかし、いい気になって毒舌を吐いていると、世間には冷静に人を見つめる人間だってたくさんいることも知っておかなくては、大恥…

史上まれ残酷犯は死んでくれ

幼い子供を含む一家ら計7人が密室で死亡した北九州の連続殺人事件で、殺人罪などに問われた松永太(44)、緒方純子(43)両被告に対し、福岡地裁小倉支部の裁判長は28日「犯罪史上まれに見る凶悪事件で最大の非難に値する」として、求刑通り死刑の判決を言い…

エクボでもアバタに見える倦怠期(他作)

楽に作句した感じはしますが、ことわざを逆にするとまた面白いですね。作者は下の句を探しただけ。恋愛時代はアバタがエクボに見えていたものが、年とともにエクボにも何も感じない不感症状態となり、倦怠期に入ると大きなアバタに見えてくる。倦怠期の先に…

大阪市信頼目差し五千減

今日の朝日新聞第1面にはスカッとした。「大阪市、五千人超削減へ」という見出しの記事だ。ヤミ退職金・年金などの発覚で失った信頼の回復を目指す大阪市の市政改革本部は27日、「市政改革マニフェスト案」を発表し、06年度から5年間、新規採用を原則凍結し…

なんだ今日巨人の試合あったのか(他作)

今年ほど巨人の弱さ、存在感の無さが句になった年はあるまい。かって「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉もできたほど強く国民から愛される時代もあったが、今年は早くからBクラスに甘んじている。この作者は「影無」さんだ。句と作者名を併せ読めば、意味も…

国会で首相が見せた五月病

首相の所信表明演説について各新聞の社説は厳しく書いているが、朝日新聞が面白い表現をしているので紹介をしておきたい。「ひょっとして小泉首相は、いわゆる五月病なのではないか。総選挙後初めての国会なのに、冒頭の演説の3分の1が郵政民営化に割かれ…

出馬っていうが確かに馬程度(他作)

ハッハッハ面白い。 それにしても「馬」は「馬鹿」「馬耳東風」「馬脚を現す」の事例に分かるように、なぜ悪い事例ばかりに使用されているのだろうか?「出馬」の元々の意味は「馬に乗って戦場へと出ること。特に大将が馬で出陣すること」を言ったのだそうだ…

朝青が琴欧圧倒六連覇

大相撲秋場所千秋楽は25日、横綱朝青龍が13勝2敗で関脇琴欧州との優勝決定戦を制し、6場所連続14度目の優勝を果たした。過去には大鵬が6連覇を2度達成しているが、それ以外誰も達成したことのない大偉業だ。優勝した瞬間朝青龍は土俵上で大きく観…

イカンザキ下手な駄じゃれはイカンザキ(他作)

まずは、意味が理解できるだろうか?「意味不明こんな川柳イカンザキ」だ。説明に入る前にちょっと余談な話をしよう。今回の衆院比例選で総務省は疑問票の扱いを7日に、各都道府県の選管に示したようだ。今回設立された3つの新たな政党・政治団体について…

野生への復帰放鳥コウノトリ

国の特別記念物で、世界的に絶滅の危機にあるコウノトリの保護・増殖に取り組んできた 兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園が24日、飼育してきた5羽を放鳥した。国内最後の生息地だった同市で71年に絶滅してから34年。再び人里に放す取り組みは世界…

ため息が面接官の第一声他作)

どんな格好で受験生が試験に臨んだとしても、他の人に知れるようにため息をするようではでは面接官としてのマナーを欠くのではないか?「面接官マニュアル」にまさか「ため息や欠伸をしてはならない」とは書いてないだろうが生理現象だからと言って認めるわ…

成功の愛地球博幕を閉じ

半年間に渡った愛知万博[愛・地球博)が、25日に閉幕する。総入場者数は2,200万人に届く勢いで、目標の1,500万人を大きく上回った。「自然の叡智」が主題の万博は、興行面ではひとまず成功し、東海地方への経済効果も1兆円を超えると見られる。…

満腹をすれば満足だったころ(他作)

言葉遊びの感じはするが、よく考えてみれば確かに面白い句だ。面白いのは満腹の「腹」と満足の「足」の体の部分をひとつの句の中に並列的に並べているところ。

不信感暴力増やす小学児

文部科学省が22日,公表したところによると、全国の公立小学生が04年度に学校内で起こした暴力行為は1890件で前年度比で18%増になっていることがわかった。03年度も27%増で、2年連続大幅増となった。このうち、子ども同士や器物損壊の校内…

まじめってホントほめてる言葉なの(他作)

「まじめ」という単語だけつまみ出して言えば良い意味には違いないが、どこでどのように使われるかによって、「ほめ言葉」にも「軽蔑言葉」にもなる。「まじめだが要領悪い」とか「まじめだが視野が狭い」とか、たいていの場合注釈がつき、悪口に転じる。言…

六連覇無理か朝青2敗目だ

11日目の2敗だから普通ならあと4日取りこぼさず行けば優勝は可能な数字だが、今回は11連勝の新関脇琴欧州が先頭で立ちはだかっている。6連覇するためには、①琴欧州が直接対決以外の3戦で星を落とし②朝青龍が直接対決以外の3戦を全勝し③朝青龍が直接…

部下たちよ頑張れ僕が出世する(他作)

作者の言葉は可愛いけど実際は部下には厳しい上司かも知れぬ。サラリーマン社会で昇進していくためにはこれが本音であり、こんな句が生まれても何も不思議はない。しかし、部下への愛情が欠けると、この人のことを部下は「勤勉な部下踏み台に出世する」と詠…

基準地価景気回復兆し見せ

国土交通省は20日、今年7月1日現在の基準地価の調査結果を発表した。東京都23区で住宅地が0,5%商業地が0,6%の上昇。いずれもバブル経済期の1990年以来15年ぶりにプラスに転じ、景気回復の兆しを裏付けた。全国平均で住宅地はマイナス3…

鬼籍って言葉スゴ味がありますね(他作)

さて「鬼籍」の意味はご存知?辞書には「死者の戒名・死亡年月日などを書き付ける帳面。鬼簿。過去帳。」とあります。「鬼」だから「スゴ味」は感じるが、分かっていくうちに恐ろしくなり句の楽しさが飛んで逃げました。

初合意北朝鮮が核放棄

第4回6カ国協議は19日、北朝鮮が「全ての核兵器と既存の核計画」を放棄し、核拡散防止条約(NPT)復帰と国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れの確約を盛り込んだ初の共同声明を採択した。これが、「拉致問題」解決に好影響を与えることを期待し…

散歩前妻の化粧を待つ小犬(他作)

犬は人間の行動を良く見ていますね。句と同様事例は我が家にも。「家族の夕食が終わった後、小犬は食べるものだ」と妻にしつけられているから、いくら腹が減っていても人間様が食べ終わるのを見て待っています。その代わり車のキーの音がすると条件反射的に…

大男連勝ターン優勝か

琴欧州が旭鷲山を破って8連勝。1場所15日制が定着した49年夏場所以降では、大鵬(60年秋)、千代の富士(80年九州)が持つ新関脇初日からの連勝記録に並んだ。 対戦した曲者旭鷲山は204cmと長身の琴欧州について「あんなに背が高いとは。まわ…

買ってないのにハズれた夢を見た[他作)

ハッハッハ、実際にはよくあること。いささか、「川柳のための川柳詠んでいる」という感じは否めないがどうだろうか?

惨敗の出直し民主前原氏

民主党代表選は17日、所属国会議員の投票の結果、96対94.優位と見られた菅直人氏がわずか2票差で敗北。「小泉自民党」が衆院選で見せた圧倒的パワーの前に、民主党は前原誠司氏の若さに掛けるしかなかった。中堅・若手には菅氏や小沢一郎氏らベテラ…

生え抜きのやる気損なう天下り[他作)

『当たり!』と言いたいですね。優秀な生え抜き職員がいくら頑張っても、一定以上の幹部には特定の省庁から天下るからなれないことが既成事実化されていては全くやる気はしないでしょうね。私が聞いたある会社の事例では、幹部のうち天下りポストと、生え抜…

財政の悪化人員削減へ

受信料の不払いで財政が悪化しているNHKが全職員の約1割に当たる1,200人の削減を検討していることが16日、明らかになった。一連の不祥事を受けて橋本会長が20日に発表予定の「新生プラン」に盛り込む。NHKの人員削減としては過去最大規模という。NH…

体重という言葉にも腹が立つ[他作)

同じ単語でも「ひらがな」で表現すると腹は立たないのであろうが「漢字」で表せばその単語の意味まで明らかになってしまうので、作者のように腹を立てる者が出てくる。『体重』は人の重量を表すのに最も適切な表現だ。「目方」という言い方もあるがこれだと…