2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

好きな子の足跡もあり今朝は雪(他作)

なんとほほえましい句であろうか。歩幅をその足跡に合わせて歩いて好きな女の子と恋している気持ちになるのであろう?寒い冬の朝に、こんな情景に出会うと心温まる気がしてくる。

寄付を生む奪三振に脱帽し

何のことかわからない句になったが、説明すると、広島東洋カープの黒田投手が、今年のペナントレースで1奪三振ごとに1万円中国新聞社会事業団に寄付する約束をしたという。施設の子供たちのために役立ててもらいたいと言う気持ちのようだ。目標は自己最多…

札たばも胸もわしづかみする議員(他作)

あまりにも本当過ぎて笑おうにも笑えない。日本の恥さらしになるので外国には出したくない句だ。25日財務省の発表データによと国の借金は04年末で過去最大の751兆円になると言う。そんなことはかまわず一部の議員は私腹を肥やすことばかり考え,億の…

コレナンダ自分も探せぬ合格者

中国新聞を開いたところ16面17面の2面に渡って片仮名がぎっしり。タイトルは「国家試験合格者・広島会場受験分」となっている。看護師、保健師,助産師の合格者だ。今年から漢字表記でなく片仮名表記に変更したらしい。受験者が新聞で初めて自分の合否…

病院に当たり外れがある恐怖(他作)

大病になればなるほどこの心配は深刻になる。医師だって技術職、技術の良し悪しは当然あろう。命を預かるのだから医療ミスは絶対許されないが、全ての医師がひとつの病気に対して全く同一レベルの知識と技術で対応するのは不可能なことだ。素人の病院選びで…

出たくない赤ちゃん四年減り続け

2004年の日本の出生数は外国人を含め112万1千人で四年連続で戦後の最少記録を更新したそうだ。これは政府見通しより3万人超少なく、一方の高齢化の進展も予想を上回っているという。このため、昨年施行されたばかりの、新年金制度や医療、介護とい…

小泉氏恋人にでもああだろか(他作)

国会で小泉氏の行う紋切り型の答弁をテレビ視聴して我慢できなくなった人の句だろうか?恋人がいるかどうかは別としてこの問題を投げかけられると誰だって腕組みするだろう。もし同じことをすればもっとも肝心な「誠意」がないことは確かであり恋人は走り去…

優先の順位違えて総仕上げ

今日の読売新聞社説は小泉改革の優先順位が違うことを厳しく指摘している。3月中旬に同社が実施した世論調査では、優先的に取り組んで欲しい課題は社会保障制度改革と景気が約6割を占め、以下雇用、治安、教育、税制が続くという。「小泉改革の本丸と位置…

地震来て数年ぶりに妻を抱く(他作)

被災地域のことを考えると申し訳ないが思わず笑ってしまった。震度6の地震が急に襲い傍にいた妻が『助けて』と言って旦那の懐に飛び込んできた。旦那は久し振りのことで喜び、揺れが止んでまで背に手を回していたら、妻が「あんた、何を勘違いしてるのよ!…

敵もなくどこまで行くの三連覇

横綱朝青龍が大関魁皇を下して14日目で3連覇を決めた。11度目の優勝は曙と並び史上8位。(参考:優勝回数20回以上)①大鵬32②千代の富士31③北の湖24④貴乃花22師匠高砂親方は『課題はあるし、伸び代もまだまだある。』と言っている。一歩ずつ…

私の子だけど私のものじゃない(他作)

当たり前のことを詠んだ句だが、「作者が改めて静かに考え,子が離れていく寂しさを詠んだ句」の様である。人間は生れ落ちた時から親の子ではあるが、人格を持った一人の独立した人間として生きる権利を持っている。若い親はそのことに気ずかず、とかく私物化…

国破綻まで生きれるか赤字伸び

25日財務省の発表した04年末の国の借金残高は751兆円となり過去最大を更新した。 過去に発行した国債の償還に当てる借換債の発行が増え03年末から80兆円増えたという。悪く言えば、サラ金の借金をサラ金で返済するようなものだ。これは国だけの話…

年とれば美人もブスも大差ない(他作)

世の多くの男性は「そんなことはない、やはり女性はいつまでも美しくあって欲しい」と異論を唱えるだろう。これに良く似た話をしよう。昔、私が先輩に「大金なんて持ってもどうしようもないですねえ。」と言ったところ即座に先輩は「それは、金を持たぬ者が…

マンモスに何を学ぶか地球博

世界120カ国が参加して、21世紀の「環境保護」と「市民参加」について考える「愛・地球博(愛知万博)」が25日に名古屋市郊外で開催した。テーマには「自然の叡智」が選ばれた。要は地域や身近な環境保護のことを皆で考えようということのようである…

教えてよ1億円って何千円(他作)

これは自民党旧橋本派に対する政治団体の1億円献金事件を詠んだ句であろうか? 「億円」って庶民感覚ではつかめないのでこうも皮肉を言いたくなる気持ちが伝わってきて面白い。最近百万、千万単位の不正犯罪では、世間を驚かす仲間に入れてもらえないのでは…

ちちゃいからサッちゃんと呼ぶ親が逝き

童謡「サッちゃんは誰でもなじみの歌であろう。これは芥川賞作家の阪田寛夫氏が作詞したものだが、彼が3月22日、79歳で死亡したそうだ。この歌は昭和三十年代NHKラジオの「歌のおばさん」の松田トシが歌いヒット。皆に愛される理由は1〜3番に共通して…

お財布の中に葉っぱが入っていた(他作)

新年から『にせ札』騒ぎ、今年の流行語大賞のトップテンには「にせ札」が入るかも知れない。せっかく偽造防止目的で昨年11月新札発行を始めたのに、これほど各地で「にせ札」発行が相次いだのでは,新札も自分の務めが果たせておらず歯がゆいだろう。この句…

毒薬飲ませて対抗フジテレビ

フジテレビは、3月31日から2年間にわたり500億円分の新株を迅速に発行できるよう、関東財務局に登録したという。これは、いつでも既存株主の持ち株を増やし、買収者の株式保有比率を薄めることができ、敵対的な買収への代表的な防衛策で、『毒薬(ポイズンピ…

ヒマだけどなぜかゆとりがないんだよー(他作)

これは現代の何かと厳しい社会ではみんなに共通した気持ちのようだ。「ヒマは物理的な時間の問題」ここでいう「ゆとりは心の問題」であろう。となれば、この句は作者の性分丸出しの句になっているということになろう。失礼な言い方をすれば、いわゆる貧乏性…

天敵のテレビをにらみ今日半寿

今日は1925年(大正14年)3月22日に日本でラジオ放送が開始して満80年。人間で言えば半寿の祝の歳だ。一般にテレビが出回り始めたのは昭和33年の平成天皇ご成婚前後と記憶しているが、それ以降に生まれた世代にラジオと言えば「なんだ生きた化…

口下手を口が固いと言ってくれ(他作)

『口が固い』といった人も賢いが、自分の状況を客観的に良く見て句にした作者も賢いといわざるを得ない句だ。物は言いようだなあとつくづく思うが、同様に作句すると「緊張しまじめで評価と上司言い」(好きで緊張しているんではないが、人前ではどうも。)…

空白地油断するなと大地震

20日午前10時53分、地震空白地と言われた九州北部をM7、0震度6弱の強い地震が襲った。福岡市沖の玄界島では200棟の家屋が倒壊した。死傷者は現在までで1人死亡、500人負傷だ。震源地の玄界灘は地震はほとんど起きたことがなかった地域であり、1,8…

怖いのは全員ハゲている先祖(他作)

私の父は物心ついたときはツルツル、20歳上の兄も40歳の時はツルツルだった。では私は、頭上から自分では見ることができないのでよく分からないが、人の噂ではどうやら薄いらしい。となれば、この句は私のことをを詠んだ句のようだ。ちょっと本気になろ…

一日で億を召し取る新市町

いささかきたない言葉の句になって失礼。市町の合併ラッシュで4月1日に一挙に44の新自治体が誕生するようだ。そのうち24市町は当初3月31日の予定を1日だけ延ばし4月1日にするという。これは昨年5月の地方交付税の優遇措置の延長で「財政上有利…

ハンサムなゴリラみたいと評価され(他作)

人のほめ方も色々、「ハンサム」と言われたまでは良かったが、後ろに「ゴリラみたい」がついては、誰も素直に喜ぶ者はいないだろう。顔立ちの美しい美男子をハンサムと言うが、女性に対しても「君、最近ホッソリしたねえ。スマートな豚のようだよ。」と言う…

養成の場の匂いさせリーグでき

将来のプロ野球入りを目指す18〜24歳の若者が集まった「四国アイランドリーグ」テストに合格した100人を25人ずつに振り分けた「独立リーグ」がチーム名称、監督、コーチも決まり4月29日スタートする。チーム名は、愛媛がマンダリンパイレーツ(…

カラ残業カラ出張罪ないの(他作)

給与の財源が血税である公務員に対して素朴な疑問が出た句であろう。大阪市の2003年度のカラ残業は市会計監査検討委員会の調査で、9,000件あることが分かった。福岡県警等では裏金作りのためにカラ出張が行われていた。罪はあるけれど、金を直接手…

忘られたヒヤリハットがキバをむき

15日午後4時50分ごろ東京都東武伊勢崎線竹崎駅近くの踏切で,手動式遮断機を上げた直後に準急列車が来て踏切を渡ろうとしていた女性2人が,はねられ死亡した。『1件の重大事故の後ろにはヒヤリとしたりハッとするような事例が300件潜んでいる』と…

NHK高見盛をえこひいき(他作)

少しうがった見方だ。「浪速に春を告げる風物詩」と言われる大相撲春場所が始まって今日で5日目だ。大相撲も「若貴」引退後の人気低迷が続いている。そんな中で、高見盛は毎日初っきりのような派手なパフォーマンスを見せてくれるので私は大好きだ。初っき…

霧中への復権あまりに遠すぎる

プロ野球オーナ会議は16日、黒い霧事件で永久追放となった選手の処分解除の道を開くため、野球協約を改正することを承認した。これまでも、協約改正の声はあったが「復権となると監督やコーチへの道も開かれるがそれでも良いのか?」という議論も出て、歴…