2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

年金の第三者委は四百人

社会保険庁の年金記録不備問題で、領収書など証拠がないケースの年金支給の是非を審査するため、総務省が全国50ヶ所にある出先機関に設置する第三者委員会の概要が14日、分った。 委員には各地域の弁護士や社会保険労務士、税理士などを任命し総勢300〜400人…

万年筆一万年は大袈裟だ(他作)

『万年筆』とはすごい名称を付けたもんだと私も思う。万年筆は、200〜300円の低価格帯の物から50万〜100万の高級品も珍しくない。1万円程度が最多価格帯とか? 『万年筆』と呼ぶからには「次の条件」が必要らしい。 ①耐久性や硬度 ②インクの補充が容易 ③イン…

年金を鮮明民主勝てるかな

民主党は13日、夏の参院選のマニフェスト(政権公約)の中心となる、10の重要政策を正式決定し、『10本柱』として発表した。 真先に年金問題を掲げ、記録不備問題の解決や保険料納付履歴を記載した『年金通帳』制度の創設、年金制度一元化などを打ち出した。…

死に水もやはりナントカ水だろか(他作)

『死に水』とは『末期の水』のことを言い、「医師が臨終に近いことを告げたとき、死に臨んでいる肉親の喉の渇きを潤すため、人生最後の水を口に含ませてあげる水」のこと。 『ナントカ還元水』は松岡農水相が国会答弁で発言して以来国内で大流行、今年の流行…

激増の住民税に苦情次ぐ

「なぜ、こんなに税額が上がるのか」−。 6月分からアップした個人住民税をめぐり、中国五県の市町村窓口には、納税通知書を見た住民から問い合わせや苦情が相次いでいる。 広島市には一週間弱で約7600件の電話が殺到。 他の自治体も急増する問い合わせに、臨…

すぐ涙出るが感動していない(他作)

涙もろい人はテレビを見るだけで涙を流すという。最近放映された『アイ・アム・サム』では号泣した人も少なくなかったようだ。私は見ていないが、内容は『知的障害を負っている父親と、幼い娘の純粋な愛を描いた感動作』らしい。 そんな感動作ならば、私も是…

高騰は必死ウナギの稚魚規制

欧州連合(EU)の農漁業相理事会が11日開かれ、加盟27カ国は、乱獲による資源枯渇が懸念されるヨーロッパウナギの稚魚の漁獲量を2013年まで60%減少させる規制策を承認した。 EUとして正式の決定。 ヨーロッパの稚魚は中国で養殖、加工され日本に輸入さ…

車内アナ三ミリ詰めてとユーモアで(他作)

誰でもお分かりだが、「込み合って申し訳ありません。少しずつ詰め合ってください」という意味。 もう少し言ったとしても、「込み合っていますので30センチずつ詰めてください」気が付けば、「座席に荷物を置かれているお客様はひざの上に置いておいてくださ…

能登沖でまたもや地震震度3

11日午前6時27分ごろ、能登半島沖を震源とする地震があり石川県輪島市などで震度3を記録した。 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模はマグニチュード3.5と推定される。 この地震による津波の心配はないという。 (新聞休刊日につき、ネットか…

手を貸せと同じ感じか子宮貸せ(他作)

世の中はレンタル時代。『レンタルショップ』に行って『ないものはお嫁さんぐらい』と言われて久しい。 しかし、『子宮』となると全く次元は違う。 これは表現のしようがないので、批判覚悟で『子宮は究極のレンタル品』とでも言おうか。 さて、冒頭の句は、…

与党には過半数割れ期待する

日本世論調査会は、7月22日に投開票が想定される第21回参院選について今月2,3両日、面接による世論調査を実施、争点として75%が年金・医療など『社会保障』を挙げた。 ○社会保障(年金・医療・介護・福祉)74.9% ○景気・雇用・格差 38.7% ○憲法改…

持ち歌は三曲なのにさがすふり(他作)

カラオケの持ち歌が少ない人は考える必要もないのにおもむろに歌集を開き、あたかも『たくさんの持ち歌がある』かのごとく振る舞いアチコチめくる。私もカラオケを覚えたての頃はよくやったもの。 しかし、、それはつまらない一種の見栄でしかない。 このよ…

引責でコムスン社長辞任する

訪問介護大手コムスン(東京)が厚生労働省から事業所指定の打ち切りを受けた問題で、親会社のグッドウイル・グループの折口会長とコムスンの樋口社長は8日、記者会見し、樋口社長が引責辞任すると発表した。 ヘルパー数を偽るなどの虚偽申請で指定を取り消…

コーヒーを飲もうと妻は犬に言い(自作)

初めて「今日の一句」に私の句を使用する。 実はこの句は所属する全国郵政川柳人連盟の機関紙『川柳ポスト』四月号に掲載された句である。 内容は、小犬を抱いた妻が、コーヒーを飲みたくはあるが自ら入れるのは疲れて少々大儀いので、私に入れて欲しいとい…

拉致は溝核は連携G8

安倍首相は主要国(G8)首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)の国際情勢をめぐる討議で、北朝鮮に早期の核放棄を要求するとともに、拉致問題の早期解決に向けたG8の連携を訴えた。 同調する首脳発言もあったが、拉致問題の優先度は高いとは言えず、欧米諸…

落ち椿可憐と見る日みだらな日(他作)

椿はその形のままにどさっと散るが、山茶花は桜のように少しずつ花びらを散らすのが特徴。 山茶花の散る様子には華やかさが残るが、椿が落ちた姿は悲しさだけが漂っているように見える。 この句は『山茶花』とすべきところを誤って『椿』としたのではないか…

悪質のコムスン処分質重視

厚労省は介護業界トップのコムスン(東京)に対し、全国に展開する介護事業所の指定・更新を段階的に打ち切ることで、悪質業者は退場させる姿勢を鮮明にした。 背景には、業者に支払われる介護報酬の不正請求など不正行為が後を絶たず、これまでのサービスの…

あいさつが田舎暮らしを左右する(他作)

定年後、初めての田舎に移住して『スローライフ』をする人は多い。田舎は都会と違って地域の人たちのつながりが強い反面、土地によっては外部から入る者に対する警戒感が強い。 そこで最も大切となるのは移住後のあいさつ回り。新築して移住するのであれば居…

年金へ怒り失望相談者

社会保険庁の年金記録不備問題をめぐり、中国五県に計三十ヵ所ある社会保険事務所・年金相談センターにも、不安を抱えて記録照会などを求める市民が詰め掛けている。 参院で同庁を廃止、解体する社会保険庁改革関連法案と、対応する特例法案審議が始まった4…

食堂でお愛想と言いカネ払う(他作)

『愛想』とは辞書によると、『人に対するにこやかで親しみのある態度や面持ち』という意味。このことは誰でも知っている。しかし、食堂や飲み屋では当然のように『お愛想して!』と言ってカネを払う。このことを問題意識として捉え川柳の素材にしたところに…

記録不備大争点の参院選

参院選まで一カ月。 松岡利勝前農相の自殺や年金記録不備問題などを受け内閣支持率が急落、強気の政権運営を続けてきた安倍首相の選挙戦略に影を落とし始めた。 主要争点として年金問題と『政治とカネ』が急浮上。 防戦に懸命な与党に対し、野党は攻勢をかけ…

ついに来た犬の保険のセールスが〔他作)

購入の際の、二・三十万円の出費は誰でも覚悟していること。しかし、最も『痛い』と思うのは病気で動物病院に連れて行き、何千円ならまだしも,一万を超える治療費を支払うとき。瞬間的に『保険が効けば』と思うが、所詮は『犬』。弱い犬ほど『保険の効かな…

脱北者希望受け入れ韓国へ

政府は3日、青森県沖の日本海で見つかった北朝鮮から脱出したとみられる男女4人について、韓国行きの希望をかなえる方向で調整する方針を固めた。 男女4人は青森県警の調べに『生活が苦しく、一日おきぐらいにパンを食べるのがやっとだった』『自由がない…

できちゃった子が本当の仲人だ(他作)

そのとおり! 今や晩婚化、少子化時代。本当の仲人「できちゃった子」は厚生労働大臣から表彰受けるほどの功労者だ。 昔は『できちゃった結婚』はあまり良い目で見られていなかった。しかし、今や『結婚しない若者』や『子を作らない夫婦』が増え、将来の年…

当然の逆風急に安倍離れ

共同通信社が1,2日両日実施した全国緊急世論調査で、安倍内閣の支持率は35.8%と5月中旬の前回調査から11.8ポイント下落し、昨年9月の内閣発足以来、最低となった。 不支持率も48.7%と10.5ポイント上昇。 社会保険庁の年金記録不備問題や『政…

本宅はどっちなんだろ渡り鳥(他作)

難しい質問だ。鮭や渡り鳥は、帰巣(きそう)本能を持っており、必ず生まれたところに帰るそうだ。その『帰巣本能』は代々子孫に引き継がれていくという。 「渡り鳥」で最も身近なのは『ツバメ』。なぜ『渡るんだろうか?』という素朴な疑問があるが、『より…

後任に農政通の赤城さん

安倍首相は1日、自殺した松岡利勝農相の後任として、赤城徳彦(あかぎのりひこ)元防衛副長官 (48)を起用することを決めた。 首相は、赤城氏起用について『自民党内でも農政のスペシャリストとして一目置かれている。海外との交渉にも取り組める人と確信…

大関は八番勝てば休みゃいい(他作)

この句は最近『角番大関』が増え、大関が弱体化していることを皮肉って詠んだものだろう。 短期間に横綱朝青龍に20回もの優勝を許したのは、三役の責任であり特に大関の責任重大。 そんな中で、今回の横綱白鵬の誕生は、大相撲にとって大変喜ばしいこと。 …

五千万消えた年金散る火花

『消えた年金5000万件』。 社会保険庁の年金記録不備問題に関する民主党のネーミングに政府・与党がビリビリしている。 衆院の質疑では数字データや『宙に浮いた年金記録』などの表現が飛び交い、その分りにくさは、ベテランの厚生労働議員ですら『意味…

なぜうそは真っ赤なのかと児に聞かれ(他作)

子どもも大きくなると『真っ赤なうそ』という言葉を聞く機会は何度かあるだろう。 初めて聞いた子どもが、なぜ『うそが真っ赤なのか?』と素朴な疑問を持つのも不思議ではない さてこの質問に我々大人はどう回答するだろうか? 『大うそと言うことだよ』と回…