拉致は溝核は連携G8

安倍首相は主要国(G8)首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)の国際情勢をめぐる討議で、北朝鮮に早期の核放棄を要求するとともに、拉致問題の早期解決に向けたG8の連携を訴えた。
同調する首脳発言もあったが、拉致問題の優先度は高いとは言えず、欧米諸国は中東への核拡散を警戒している。
連携アピールの裏側で溝は否めず、日本政府内の底流では孤立化を懸念する空気が漂う。