国会で首相が見せた五月病

首相の所信表明演説について各新聞の社説は厳しく書いているが、朝日新聞が面白い表現をしているので紹介をしておきたい。「ひょっとして小泉首相は、いわゆる五月病なのではないか。総選挙後初めての国会なのに、冒頭の演説の3分の1が郵政民営化に割かれた。しかも、そのほとんどが選挙演説そのままだった。「なぜ郵政事業は公務員でなければできないのか」「本当に国民が民営化は必要ないと判断しているのか、直接その意思を確認したいと衆院を解散した」受験勉強に没頭したあまり、念願の学校に入学したあと虚脱状態に陥ってしまう五月病。30年来の念願だった郵政民営化の実現について手をかけた首相も、似た状態にあるのではないか。そんな思いを抱かせるほど、所信表明演説は「郵政後」への展開に乏しいものだった。」前半だけの抜粋だが、かなり辛口だと思うがいかが?