史上まれ残酷犯は死んでくれ

幼い子供を含む一家ら計7人が密室で死亡した北九州の連続殺人事件で、殺人罪などに問われた松永太(44)、緒方純子(43)両被告に対し、福岡地裁小倉支部の裁判長は28日「犯罪史上まれに見る凶悪事件で最大の非難に値する」として、求刑通り死刑の判決を言い渡した。松永被告の「巧妙な工作」により、肉親同士を殺し合わせた惨劇はとても人間のやったこととは思えない。緒方被告も重罪には違いないが松永被告に指示されてやむなくやったもの。彼女も「身内は殺される」、「自分は死刑になる」で大きな被害者だ。