大阪市信頼目差し五千減

今日の朝日新聞第1面にはスカッとした。「大阪市、五千人超削減へ」という見出しの記事だ。ヤミ退職金・年金などの発覚で失った信頼の回復を目指す大阪市の市政改革本部は27日、「市政改革マニフェスト案」を発表し、06年度から5年間、新規採用を原則凍結し、5千人を超す職員を削減するほか、公共事業費などの抑制で2,250億円縮小するなどの数値目標を打ち出したという。「改革マニフェスト」は信頼回復への「発射台」と位置づけるが、水面下では改革案作りを主導した民間出身者と生え抜きの市幹部との激しい綱引きがあったようだ。全国の市町村に「厚遇は大胆にこうやるんだよ」とお手本を見せた大阪市、今度は信頼回復のお手本も示して欲しいものだ。現在の関市長には「本気」さが窺えるので期待して見守りたい。