部下たちよ頑張れ僕が出世する(他作)

作者の言葉は可愛いけど実際は部下には厳しい上司かも知れぬ。サラリーマン社会で昇進していくためにはこれが本音であり、こんな句が生まれても何も不思議はない。しかし、部下への愛情が欠けると、この人のことを部下は「勤勉な部下踏み台に出世する」と詠むだろう。こんな上司は例外なく嫌われる。どこの会社だって身近に見渡せば、こんな人は少なからずいるだろう。識別はすごく簡単だ。宴会の席で部下が寄り付かない上司がそういう類の人だと思えば先ず間違いない。