病院へうわさ話を聞きに行く(他作)

病院の待合室ではいい加減な話がたくさん飛び交っていることを詠んだ句だ。
私も定期的に病院に行くので、他人事の様には言えないが、『病院のうわさ話』は『世間のうわさ話』と比較すれば多少偏っているのではないか?入院中のAさんが亡くなったとか、人気の内科医師が替ったとか美人看護師が結婚退職したとか・・『家と病院の往復』では情報の入らないのも致し方ないが、全くどうしようもない話である。
『病院』は例外としても『うわさ話』を聴くのに格好の場所は、「町内会」や「一斉清掃」への参加。
近所の人とは言え利害が絡むこともあるので『本音』の出ないことも・・・。
精度が高いほど『うわさ話』は良いとされるが、そうなると本当に気の合った仲でないと難しい。
例えば「OB会」や「同窓会」でも気の合う人だけで行う『ミニ』会。これほど楽しいものはない。
これだと、冒頭の句は次のように変る。
『ミニ会へ本音の話聞きに行く』