割り箸がやたらと折れる食べ放題(他作)

同じ金を出したのならば『食わねば損』という作者の気持ちが伝わる。焦れば焦るほど折れる箸
「ハシタナイ」には「卑しい」の意味もあるが、これが語源かとふと思う。
レストラン側は、『箸が折れる』という『間』を設け、『寸断なく食べられることを避けているのか?』あるいは、お客様に『おいしさの余韻を味わってもらいたいのか?』、単に折れやすい箸が安価たからという理由で使用しているとは思えない。
この句で思い出すのは、祭りに必ず付きものの金魚すくい
『一匹も取らず破れる和紙の網』・・・・これは業者の悪意(せこい儲け)以外の何物でもなし。
さて、割り箸の強度とは
(絵につき省略)
木目が長さ方向に対して平行なものが強度の強い箸になる。
図のように斜めになっているようなものは「目切れ」と呼び、比較的にその木目にそって斜めに折れやすくなる。
木目の本数が少ない程柔らかく、強度が低くなる。
木目が平行(「目が通る」と呼びます)でも木目の本数が少ないものは弱くなる。