ブーツ履き気付く二階の忘れ物(他作)

よくあること
まだ「バスに乗りやっと気が付く忘れ物」よりはまし!
ひどいのになると、化粧のし忘れを会社の同僚に指摘されて初めて気付くという例もあるからこの程度なら大丈夫。
冒頭の句程度の忘れは私は恥ずかしながら再三だ。
私の場合は『ブーツ』ではないから始末が悪い。
麻痺足である左足に装具を付けている。装具を付けたままズック靴を履くのに順調でも5分はかかる。玄関まで出て忘れ物に気付くことも当然ある。「見ている者はゲージの小犬だけを良いことに、『エイ、面倒くさい』と思って靴裏をマットで拭っていつも土足で上がり、用を足している。作者は句を面白くするため『二階』に忘れ物をしたとしているが、私の居住空間は一階だけであり二階まで土足で上がったことはない。
『犬だけが知ってる土足で上がる人』