別制度雇用延長六十歳

65歳までの段階的な雇用延長を企業に求める改正高年齢者雇用安定法の4月施行を前に、
中国地方の主要企業の9割近くが現行の六十歳定年を維持し、雇用延長には別に継続雇用制度を設けて対応する方針であることが、各県労働局の調査で分かった。
労働局は、60歳でいったん定年退職後に、嘱託やパートとして雇う再雇用が多くを占めると見ている。
広島労働局は『再雇用の場合、賃金が大幅に下がるケースが多い』として『労使とも納得する条件設定を結ぶよう」指導を強めるという。