「々」の字は「どう」でも出ます念のため(他作)

これに似た川柳は、以前も取り上げた。
その句は次の句だった。
『「々」の字は「おなじ」で出るの知ってるか』
私の立場ならば次のように詠む。
『「々」の字は「佐々木」のあんこ取れば出る』と。
ここで素朴な疑問は読み方。
上の三句は読み方によっては「字余り」「字足らず」になり川柳としては失格。
どうでもいいことはさておいて、本当に何と読むのだろうか?
ちょっと調べたところを抜粋すると、

 「々」は記号であり文字ではないため、読み方は存在しません。
 このような同じ文字を繰り返して書く時使う文字を俗に「おどり字」と呼びます。
 おどり字には、次のような種類があるそうです。
   1.  々 → 同の字点といい、漢字一字の繰り返しのとき使用。
   2.  ゝ,ゞ → 一つ点といい、仮名一字の繰り返しのとき使用。
   3.  〃 → ノノ点といい、表や帳票での文字・数字の繰り返しのとき使用。
   4.  く,ぐ → くの字点といい、仮名二字以上の繰り返しのとき使用。