オナラにも命令形と疑問形(他作)

朝から臭い話だが、子どものころ「屁にも色々『ブッ』『プー』『スー』最も臭いは『スー』」などと言っていたのを思い出す。

江戸時代の万能学者平賀源内が書いた『放屁論』によると、
オナラの音は「三等あり。ブッと鳴るもの上品にしてその形円く、ブウとなるもの中品にしてその形いびつなり。スーとすかすもの下品にして少しひらたし」だそうである。

食物事情が江戸時代と現代では違うのでオナラの音や臭いも違って当然かもしれないが、平賀源内の『放屁論」に少々異論があるので、大学者を相手に次のように私見を述べたい。

オナラの音は『三種類。ブブブッと鳴るもの最も下品にして人格まで既に切れた感じなり。ブウと鳴るもの中品にして雑音や自らの話で打ち消そうとしきりなり。スーは最も上品なり。しかし、臭いが強烈で予感のする人は普通静かにその場を外しており、これまた上品なオナラと思う所以なり』

臭い話ついでに『屁』をつかったことわざを!
沈香(じんこう)も焚かず屁もひらず
意味は何の取り得もない存在感のない人物のことを言い『人畜無害』と似た意味。
歴代の法務大臣はほとんどこの手の大臣であったらしい。
『自分が在任中は死刑執行の印は絶対押さない』と言った大臣までいたからねえ。
その点、今の鳩山法相は評価している。
今朝の新聞にもまた宮崎勉死刑囚外二人の死刑執行したとか。
冒頭の句の『疑問形」はよく分らない。私ならば、
『オナラにも命令型と遠慮型』とする。