ベル鳴らし歩行者散らし二輪行く(他作)

中の句『歩行者散らし』がいかにも川柳眼的に描写してあり面白い。
この句を読むと多くの歩行者を左右に分けて自転車が走る情景が眼に浮かぶ。
私の電動三輪車は勿論歩道専用。
『歩行者を散らす』と言うより、集団で帰宅中の小学生のうち上級生が鈍い金属音に感ずいて下級生に道を開けるように言い、道を譲ってくれており、私は通過する時「ありがとう」と言って通る状況である。
『錆び音に何も言わずに道が開き』と言う感じで本当に感謝している。