イラクへの派遣違憲と高裁が

自衛隊イラク派遣は憲法違反として、市民ら約千百人が派遣の差し止めや慰謝料を国に求めた訴訟の控訴審判決で名古屋高裁は十七日、航空自衛隊多国籍軍武装兵を空輸しているバグダッドを「戦闘地域」と認定し「他国の武力行使と一体化した行動であり、憲法九条などに違反する」として、バグダッドへの空輸活動は違憲との判断を示した。
自衛隊イラク派遣をめぐる違憲判断は初めて。
(4月18日中国新聞抜粋)