総統に馬氏台湾国民党

台湾総統選が二十二日投開票され、対中融和路線の最大野党、国民党の馬英九ば・えいきゅう・前党主席(57)は過去最高の58・45%の得票率で対中独立志向の与党、民主進歩党民進党)の謝長廷しゃ・ちょうてい・党主席代行(61)を大差で下し、初当選を果たした。
馬氏は五月二十日に新総統に就任する。任期は四年。二〇〇〇年に初めて国民党から民進党に渡った政権は八年ぶりに再び国民党の手に戻る。
(3月23日中国新聞抜粋)