ふに落ちぬ文字ばっかりの女偏(他作)

女偏の漢字は、約900字あると言われる。それに対して男偏の漢字は、せいぜい『嬲る』(なぶる)くらいしか見当たらない。
なぜだろうか?漢字は元々中国で作られたのだから理由は分らないが、『漢字は男性より女性好き』ということは少なくとも言えそうだ。
『女性好き』というと誤解されてはならないので言い換えると、漢字ができた頃は『母系制社会』で『女性中心』だったからではないかと思われる。
では、冒頭の句の作者(女性)は、何が言いたいのか本人の意を汲んで書くと、
(緑書きは辞書で調べたもの
「婚」・・昏は、夕暮れをさし、結婚が夕暮れに行われたためできた。
「姻」・女の因るべきところ。即ち嫁ぎ先。
「嫁」・・昔の結婚は、家と家との結びつき。
以上の漢字のうち、晩婚化の現在にあって、「婚」は当たらずとも遠からじ。
しかし、「姻」と「嫁」については発想が古過ぎる。
「姑」・・女の古いのを「姑」と呼ぶ
「姥」・・老いると「姥」と呼ぶ。
女性も番茶も出花の良い時代は「娘」でも結婚すると「嫁」、古くなると「姑」、更に老いると「姥」とはなんてひどい。女性蔑視も甚だしいではないか!
冒頭の句を私が勝手に添削しよう
『女偏女性差別が激し過ぎ』