受取人拒絶で戻るラブレター(他作)

「ご愁傷様でございました」と申し上げたい。返信がないだけでも気分が悪いのに、「受取人拒絶」とは何とひどい仕打ち。
このごろの若い人は、ラブレターをあまり書かない。専ら携帯で『ラブメール』だろう。
メール時代、冒頭の句と同じ状況は、『もうメールしないでください』とか『発信したままのメールが自分宛転送される』ことであろう。これならば相手の『受取拒絶』の意思は判るが、相手からは全くなしのつぶてで次のように悩むのは自分自身哀れ。
『見ないのか嫌われたのかラブメール』
さて、『受取拒否』の話。日本の郵便制度では開封前の郵便に限って『受取拒否制度』がある。紙片に『受取拒否』と書き、氏名、住所を書いて押印して郵便物に貼り付け、郵便局持参かポスト投函でOK.。
各家庭に多くの不要なDMを郵送しているのが日本の企業の現実。
これも『受取拒否』の意思表示をすれば、企業はアドレスから削除。次回以降企業とすれば郵送料や印刷代の節減ができる。
こんな小さなことにも資源節約、環境保護のヒントがあることを企業・国民とも意識すべき。
最後に作者に一句。
『反応を見極め送れラブレター』・・・「この人」という人だけに