結束に不安内閣発足す

福田新内閣は、官房長官自民党役員人事に伴う穴埋めにとどめた事実上の『部分改造』で船出した。
『安全運転』を優先した結果だが、自民党総裁選で四割近い197票を獲得して善戦した麻生太郎幹事長が入閣を固辞し、『挙党体制』にほころびも。
小沢一郎代表が『参院首相』(野党幹部)に指名された民主党は早期の衆院解散・総選挙を目指して対話路線の新内閣に対決姿勢を強める。
参院での与野党逆転で暗雲垂れ込める与党の頭上に晴れ間は見えない。
『野党からお下がり内閣批判され』(感想句)・・福島社民党党首はは「自民党による自民党のための自民党の内閣」と手厳しい。