モンゴルへパパラッチして何になる(他作)

『パパラッチ』の言葉の意味は知らなかったが、明らかに朝青龍に関する句だと察しは付く。
『パパラッチ』とは有名人や芸能人を付け回し、その人の私生活や個人的なことまで記事として情報誌や新聞などに売って生計を立てている人で特にカメラマンを指すようだ。
フェデリコ・フエリーニが監督した『甘い生活』に登場するカメラマンの名前『パパラッツオ』がその由来とか?
作者の言いたいことは何か?
おそらく『モンゴルでの朝青龍の動きの報道など、世間から見ればくだらないこと』とカメラマンを大局的に批判しているのだろう。『何になる』の答えは『カメラマンの儲けになる』しかない。
さて、『パパラッチ』という言葉が有名になったのは、1997年のダイアナ元妃の死亡事故以来と言われる。日本でも写真週刊誌のカメラマンやワイドショーのリポーター・芸能記者はあまりにも個人のプライバシーを侵害するのでパパラッチ扱いされることが多い。
ここで一句。『パパラッチ受ける身恨む平凡さ』