少しだけ休むと小さな巨人逝く

自由な社会を愛した宮澤喜一元首相が28日、逝った。
戦後保守政治の体現者,ハト派政治の論客。
戦後政治しに名を刻んだ人物像を評する言葉は多い。
平和主義を掲げる憲法9条に愛着を持ち、その対極にある戦争を何よりも嫌った。
その死を、多くの人が今という時代への警告と受け止める。
なお、宮澤氏は付き添いの女性に『少し休ませてもらう』と声を掛けて、床に付いたまま返らぬ人となったらしい。