住民税にわか争点参院選

六月から実施された住民税(地方税)引き上げが、夏の参院選の争点に浮上する気配を見せてきた。
民主党など野党が年金記録不備問題に続く争点にと攻勢を強めているためだ。
住民税は国・地方財政三位一体改革による税源委譲で,一月分から先行減税した所得税国税)を埋め合わせる形で引き上げられた。
ただ、景気回復に伴う定率減税の廃止と合わせ、納税者には増税感がじわりと広がっている。