亡き母に思い重ねて人殺す

『女性が母親に重なり、甘えたい衝動に駆られて抱きついた』26日、広島高裁であった光市母子殺害事件差し戻し審の第2回公判。
事件当時18歳だった男性被告(26)は、一審山口地裁,二審広島高裁で争わなかった被害女性への乱暴目的と殺意を一転して否認した。
二審以来、五年八ヶ月ぶりに立つ証言台、『亡くなった母親と女性を重ね合わせた末に誤って死なせてしまった』と強調した。