問診は横から妻がみな答え(他作)

一般的に女性はいつまでも口達者。老夫婦が増える時代にあって、こんな光景はむしろ当然となるだろう。
医師も要領を得ない男性患者から問診するより一を聞けば十を答える付き添いの奥さんから
要領良く答えてもらった方が、効率的に多くの患者を診察でき病院経営上からも好ましい。
この句の場合、口達者な奥さんが横から口を出しているだけだから特に問題はないだろう。
しかし、寝たきりで病院に行けないため、代理の者が医師に病状を伝えて処方してもらい、薬を出してもらう場合はどうだろうか?と脳卒中後遺症障害の私など将来のこととして、真剣に考えざるを得ない。
本来、薬は副作用もあるので本人が受診して処方されるのが本筋。どうしても不都合な場合は、看病に当たる者が病状などを説明し、医師が処方するのは許されているようだ。

『口達者家族の薬みなもらい』医師が処方するかどうかは別。
医師は若い母親の「受験中の息子が風邪気味で大変・・・寝込んで受診できないのでどうにかならないでしょうか?」の言葉に騙されぬよう。