エグいいはどんな味かと子に聞かれ(他作)

昔懐かしい味なので「今日の一句」として拾ったけれど、いざコメントをしようとすると、「さてどんな味だったかな?」と私自身が忘れてしまった。十分位してやっと思い出したのが、昔母親が作ったコンニャクを食べたときやタケノコを食べたときなど。今記憶を呼び起こし中である。
ちなみに国語辞書で『えぐい』を調べて見ると、『あくが強くてのどが刺されるようにいらいらする。またそのような味』とある。
これで、かなり感覚的に戻ってきた。更にネットで調ると、『コンニャクイモの中には硝酸が含まれているから、粘膜が荒れる可能性がある』とあった。そして、『コンニャクイモ』が進化の古い植物であるにかかわらず現在まで生き抜いている理由の一つは動物や昆虫にとってもおいしくないばかりか食べると傷つける成分を含んでいたから』とある。なーるほど。
話は飛んでベトナム料理の中には日本人ではどうしても食べられない『えぐい食べ物』があるようです。
ベトナム人が大好きな『ホッピロン』という料理です。
『ホッピロン』とは、ふ化寸前のアヒルの卵を蒸したものです。
殻を割って、生まれ出る寸前に蒸しあげられたひよこに塩胡椒、ライム,香草を入れてスプーンで食べるようです。ベトナムではおやつ代わりに三歳児でも大好物として食べるもののようです。

『えぐいい』という言葉は国内では死語になりつつありますが、料理が国際的になるに連れ、また復活するかもしれませんね?
『味覚まで国際化には乗り遅れ』とならないよう。