合祀に昭和天皇不快感

昭和天皇が1988年、靖国神社A級戦犯合祀に不快感を示す発言をしていたとする当時の宮内庁長官富田朝彦氏(故人)が書き残したメモがあることが関係者の話で20日、分った。昭和天皇は1978年にA級戦犯が合祀されて以降、同神社に参拝していない。
メモは、明確になっていないその意図を探る貴重な資料であるとともに、小泉純一郎首相の靖国参拝にも影響を与えそうだ。