納付率アップアップで不正する

国民年金保険料の不正な免除や猶予問題で、各地の社会保険事務所が電話で本人の意思を確認したものの申請書の提出を待たずに手続きを進めたケースも含む不正な事例は25日現在で、
15都道府県、対象者は約72000人に上ることが共同通信社の調べで分かった。
この問題は、民間出身の村瀬清司社会保険庁長官が進める業務改革についていけない同庁の古い体質を浮き彫りにした。
納付率アップのため、民間流ノルマを掲げた長官に対し、
職員らは被保険者に無断で保険料免除を申請、数字を償う手段で応じた。