ピンポーン我が家じゃないよテレビだよ(他作)

この句を読むと歴代の我が家の愛犬の行動を詠まれたようだ。
我が家の犬は音にはすごく敏感だ。しかし、インターホンについては実際の音とテレビの音との区別ができないようだ。先代のシーズー、今のヨークシャーとも、「ピンポーン」と鳴るとすぐ玄関の方へ駆ける。人間ならば冗談だろうと思うが、わざとらしくないところがすごく可愛い。人間はある程度成長すると、純粋さを失うが、ペットはいつまでも純粋である。心に一点の濁りもない。あるのは動物としての本能だけ。妻が車のカギの音をさせただけでついて行こうとして、駐車場方面に走る。我々の夕食が終わると自分の夕食を要求。人間の行動と自分の本能を調和させて行動しているようにも見える。本当に賢い動物だ。こんな行動を見ていると最近は小犬にいやされる日々である。