ハリケーン過去最大の被害額

米南部のメキシコ湾岸に29日朝(日本時間同日夜)上陸した超大型ハリケーンカトリーナ」による死者は計68人となった。未確認情報があり今後死者数は更に増加する見込みである。カトリーナによる損害保険金支払い総額は、260億ドル(約2兆9千億円)に上り1つのハリケーンとして最大だった1992年のアンドリューを上回る恐れがあるという。
(参考)ハリケーンとは北大西洋西部やメキシコ湾、カリブ海、東経180度以東の太平洋に発生する発達した熱帯低気圧で、最大風速が毎秒32.7m以上のものをいう。熱帯低気圧のうち、最大風速が17.2m以上で東経180度以西の太平洋や南シナ海などで発生したものを台風といい、インド洋などで発生したものをサイクロンと呼ぶ。