輸血以外血液型はみんなウソ

18日付け中国新聞に心理学者の村上宣寛氏が書いていたので、前からそう思っていた私は、「わが意を得たり」で乱暴ながら作句した。村上氏によると「A型の人はきちょうめ
ん、B型は気分屋ーなどと血液型と人間の性格を関連づける「血液型人間学」が、またというか、まだ、はやっている。信仰するのは個人の自由だからけっこうだが、はっきり言ってウソです。信じるペースになっている知識が間違っているのだから、血液型は輸血の時にしか役立たない。(・・・・略)」とある。私は元々、「血液型での性格云々、星占い」等全く関心がないので、人が楽しそうに話していてもその輪に加わる気になれなかった。血液型や占い信仰者には反感を買うだろうが、世間には私のような「科学的根拠のないものは信じない」者もいるので、口角泡を飛ばしてしゃべらないで欲しい。私の考えは現役時代、「科学的根拠のないことを信じることがあらゆる差別を助長する」ということをたたきこまれたからかも知れない。