教育という名のいじめで迷走し

今日も昨日と同じ事件をテーマにして句にしました。、コメントの中ほどに『今回亡くなくなった23歳の運転士が痛ましくなってくる』と書きましたが、それを裏付けるような記事が今日の朝日新聞社説に載っているので抜粋します。「JRでは、運転士がミスをすると、業務からはずして、『日勤教育』と言う再教育プログラムを受けさせている。多くの命を預かる鉄道会社がミスに厳しい姿勢で臨むのは当然のことだ。ところが日勤教育をめぐっては1つの裁判が起こされている。01年秋、44歳の運転士が自殺した。電車の発車が50秒遅れたと言う理由で日勤教育を受けている最中でのできごとであった。上司らが監視する中で繰り返し反省文を書かされた。許可が無ければトイレにも行けなかった。遺族は『教育ではなくいじめだ』とJR西日本に損害賠償を求めている。・・・現役の運転士らも記者会見で、日勤教育で指導者から人格を否定されるような言葉を浴びせられることがあると言う。こんな教育が安全への意欲を高め、技術を向上させることにつながるのだろうか亡くなった若い運転士は、以前にも別の路線でオーバーランして、13日間の日勤教育を受けていた。今回、伊丹駅で再び40mのオーバーランをし、1分半の遅れを出した時、彼の頭をよぎったものは何か。」
日本の列車ほど時刻表どおり正確に走る列車はいないと言われていますが、
こんな背景があったことに私は驚いています。