気を抜くと2対1になる3人 東京 木村美智子

名句だねー。
特に上の句『気を抜くと』でこの川柳が生きている。
奇数でも2人増えて「5人」になると「2対3」になるので全く問題ない。
奇数で最も嫌われるのは「3」の場合であろう。
句のように、会食する場合や旅行に行った場合など完全に話の輪に入っていないと、自分は外野席に追いやられてしまう。
以上の人間関係のほか、新幹線や飛行機の『三人掛け』の席も大変座りにくい。
『親友で集うとならぬ2対1』
逆に奇数「1」は気楽で良い。
私は一人旅が大好きだ。
「車窓や風景」を見ながら一人旅をすると『非日常の世界』に入り心洗われる。
また、おいしいものが「1個」しかない場合、甘党の奥さんは一人でパクリ。
これも「1」の良さ。