二審も無期に畠山

秋田県藤里町で二〇〇六年に起きた連続児童殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職畠山鈴香被告(36)の控訴審判決で、仙台高裁秋田支部(竹花俊徳り裁判長)は二十五日、無期懲役の一審判決を支持、検察側と弁護側双方の控訴を棄却した。
 約一カ月の間に幼い二人が犠牲になった特異な事件は量刑判断が最大の焦点だった。検察側は死刑を、弁護側は有期の懲役刑を求めていた。
 竹花裁判長は「いずれも場当たり的で、財産などの利欲目的でもなく、これまでの死刑事案と比べて著しく残虐とはいえない」と計画性などを否定、死刑を回避した。
(3月26日中国新聞抜粋)
『場当たりで無期では一寸おかしいな』(感想句)・・米山豪憲君の遺族感情からすればやり切れぬ。