確認をせずに中絶疑問出る

「別の夫婦の体外受精卵を誤っておなかに戻してしまった可能性が高い」と医師に告げられ、二十代の女性が人工妊娠中絶した香川県立中央病院(高松市)の医療ミス。
 中絶という重大な選択に直結するにもかかわらず、病院は、受精卵が本当に取り違えられたのかどうかを確認する手段について、女性側に十分な情報を提供していなかった。技術的、倫理的に難しい問題なのは確かだが、説明の不十分さを指摘する声も出ている。
〔2月23日中国新聞抜粋)