つらいのは日韓同じ受験生(他作)

日本の受験の実態は概ね分かっているが、韓国の実態はどうだろうか?
大学進学率は74.2%で世界最多という。(中学から高校への進学率は99.6%)
では「なぜ韓国が?」ということになるので、次に説明しよう。
韓国は学歴社会であり、出身大学によって就職や出世に受験で一生が決まるといわれるほど大きな影響が生じる。
韓国人に学歴を聞くことはとても失礼な行為とされるほどである。
そのため韓国では毎年激しい受験戦争が行われている。
親は我が子が小さいときから高額な進学塾に通わせ、試験日には仕事を休んで応援に行く。
受験のストレスが原因で自殺を図る受験生も少なくない。
入試シーズンには受験生を安全に受験会場へ送り届けるため警察隊が動員され、またリスニング試験時の騒音対策として、航空機の離着陸が制限される場合もある。
一般的に国立・私立関係なくソウルを中心とする首都圏の大学が上位とされ、地方大学は軽視される傾向にある。