亡祖母の年金詐欺して三十年

沖縄県警うるま署は十四日、死亡した祖母が生きているように装い、老齢福祉年金計約六十八万円を不正に受け取ったとして、詐欺の疑いで無職伊佐重盛いさ・しげもり(70)=うるま市赤道、妻時子ときこ(57)=豊見城市真玉橋=の両容疑者を逮捕した。
 うるま署によると、二人は、重盛容疑者方の祖母が一九七五年に死亡後、二十九年間にわたり不正受給していたことが判明しており、総額は計約九百五十万円に上る。
「趣味の軽飛行機購入代などに使った」と供述しているという。
(2月15日中国新聞ニュース抜粋)
『行政の怠慢生んだこの犯罪』(感想句)・・・老人の生死は家族の申告だけに任せず行政でしっかりチェックすべき。