手相などもう信じない九十歳(他作)

当たり前の話。
大体老人に手を広げさせても、加齢によるよるシワか、生まれたときからある線か区別が付かない。
仮に区別が付いたとしても、九十歳は人生の最終コース。
厚労省の平成十八年の平均余命表による余命は、『男4.32歳』、『女5.66歳』だ。
男女とも平均的には4〜5年しか生きられないのだから,わざわざ三千円も五千円もの高い料金を出して手相師に見てもらう者はいないだろう。
ちなみに私の年齢61歳の男の平均余命は21.60歳。
先は長いが私は手相とか血液型とか科学的根拠のないものは昔から一切興味がないし信じない。

上の句と関係があるようなないような話だが70歳での人間ドッグはどうだろうか?
私は現役時毎年受診していたことから今も定期的に受診している。
でも周囲には全く受診してない人が何と多いのに驚く。
人間ドッグの問題は若干の『胃カメラの怖さ』と『経済的負担(38000円)』。
最近は胃検診は鼻から通しているようだ。
そして経済的負担は廿日市市の場合市がが3万円負担してくれ自己負担は8000円だけ。
そんな中でも70歳の人はやはり『老い先短いんだから、死んでもいいから痛い目に合わない方が良い』と受診しない。
私も70歳ごろ選択を迫られる時が来る。