豊満と肥満顔により(他作)

『豊満』と『肥満』の違いをネット検索したところ偶然にも、私が書いた10月5日の『自己満川柳』が出てきたのでそのままコピーさせて頂く。

『豊満と肥満の違い見解か』
辞書で調べると次のとおり。
「豊満」・・・物の豊かで十分な様子
「肥満」・・・体が肥えること。医学的には体脂肪が体重の30%以上を占める状態(一般に体重が標準体重より10〜30%多い場合)
辞書の説明から、両者の違いは「見解」の相違だけでないことが明らか。
言葉で発する場合、相手に対する感情の違いもある。両者にもう一つ同じ意味の「デブ」を加えればそのことがいっそうはっきりする。
「豊満」・・「豊満になったね」とか「ふくよかになったね」とか親しい友人が好意的に使う。
「肥満」・・「少し肥満気味だから食事に気をつけ運動するよう」と医師等が言うとき使う。
「デブ」・・意地悪い人が肥えた人を中傷するとき使う。
冒頭の句は『肥えた人』の問題。
当然『やせた人』の問題もあり、この場合は、
『スマートとやせ過ぎどっちが良いだろか』とでも詠めようか?
同じ状況ではあっても言葉の響きは全く違う。
親としては日頃、自分の娘を「やせ過ぎ」だと思っていても
他人から『スマートですね』と言われれば悪い気はしない。
逆に『やせすぎですね』とか、ひどいのになると、『ガリガリですね』と言う人もいるが気分が悪くなる。

以上は「豊満」と「肥満」の違い。作者は『顔の表情でも使い分けできる』とでも言いたいようだ。
私はそんなことは考えない。
問題発言にはなるがあえて言えば、知的教養や社会的地位の高さ、経済的豊かさを感じられるのが『豊満女性』であり、普通の女性が『肥満女性』だろうか?