両党首初会談はまず不調

麻生太郎首相は十七日夜、民主党小沢一郎代表と就任後初の党首会談を官邸で行った。
小沢氏は「国会会期を延長してもやるべきだ」と追加経済対策の裏付けとなる二〇〇八年度第二次補正予算案の今国会提出を要求したが、首相は確約を避けた。
民主党はこれを不服とし、新テロ対策特別措置法改正案、金融機能強化法改正案などを扱う十八日の参院審議を拒否する方針を決めた。
これら二法案の十一月三十日までの会期内成立は微妙となり、与党は会期延長も視野に検討に入った。
(11月18日中国新聞抜粋)