一人だけ男が知ってた宝くじ

二億円の宝くじに当せんした岩手県一関市の無職吉田寿子よしだ・ひさこさん=当時(42)=が二〇〇五年に殺害された事件で、吉田さんの周囲で当せんを知っていたのは、殺人容疑で逮捕された新聞配達員熊谷甚一くまがい・じんいち容疑者(51)だけだったとみられることが二十三日、大船渡署捜査本部の調べで分かった。
 熊谷容疑者が住んでいたことがある同県陸前高田市の家から昨年二月、吉田さんの預金通帳や印鑑などが見つかっていたことも判明。
捜査本部は、吉田さんが殺害される前年の〇四年夏に当せんした二億円の行方や、元自宅に通帳などがあった経緯について調べる。
(10月23日中国新聞ニュース抜粋)
『幸不幸いずれかが待つ宝くじ』(感想句)・・・不幸の最たるもの。せいぜい100万円くらいに留めるべし。