反抗に動機があってホッとする(他作)

最近は動機不明の犯罪が増えた。一般の者にとってはこれほど恐ろしいことはない。私の地元廿日市市の県立高校二年北口聡美さん(当時17歳)が何者かに殺されて、今年10月5日で丸六年となる。この事件は動機が全く分らず、この六年間我々市民は、犯人が何時現れるか分らないと言う不安感を頭の隅に置いて過ごしてきた。
『動機のわからない犯罪が多い』ということは、何時自分が被害者になるか分らないと言う危険を背負っていると言うことである。