大阪はキレ東京は怒る知事(他作)

川柳が、橋下府知事と石原都知事の状況をそのまんま表現しているが、なななか宮崎県の東国原知事のように自分のタレント性をマスコミに乗せて県特産品を上手くPRする等スムースな手腕発揮はなかなか難しいようだ。
では、地元広島県藤田知事を川柳で詠むとどうなるだろう?
後援会をめぐる政治資金不正事件で県議会から異例の辞職勧告を受けながらも辞めない。
『広島は灰汁(あく)を残して知事座る』というところ。・・・(悪が適切かな?)
もし再選すれば『県民はみんな白痴か広島は』となる。
冒頭の句から話がそれたので戻そう。
大阪府橋下知事は36歳。府知事という公職からすれば絶対キレてはいけないだろうが、年齢的にキレても不思議ではない。
橋下知事の場合はマスコミが挑発的な言動で怒らてしまい、それ以上聞けない状況を作ってしまったのでキレたと言われる。知事よりむしろマスコミに問題があるのかもしれない。

一方石原都知事。経歴が長いだけに彼が都民や都職員をどれだけ怒ってきたかは容易に推測できる。
そのことを冒頭の句は詠んでいるのだが、本当は『石原知事が人を怒る』のではなく、『都民や国民が石原知事を怒る』場合がはるかに多い。

丁度今日4月16日は、午前10時から石原都知事の『ババァは有害』発言の第三回口頭弁論が東京高裁で行われる。
発言内容は次のとおり。(週刊女性2001年11月6日号より抜粋)
「“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババァ”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん、ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)」
『日本人言うも恥ずかし面汚し』(感想句)東京も広島もダメ。大阪は今後に期待。