ほめ方で下に見られていたと知る(他作)

『ほめる』という行為は他人に優しい言葉を発する行為ではあるが、、言葉を発する人が何を考えているかによっては、相手を傷付ける。
ほめられたのとは少しニューアンスが違うが、私の事例をとって具体的にコメントしよう。
公民館であることを習っていた頃、12月に忘年会があった。その席で私より少し年配の気品ある男性が「あなたはどこに勤務していたか?」と聴くので最後の職場を答え、「役職は?」と続けて聴くので「総務課長」と答えた。そう応えると彼は即座に『よー行った方だろう?』と言った。この言葉の真意が分らなかったので返事に窮して『エー私にしては』と言っておいた。よくく考えて見れば随分人を見下げた言葉である。、、彼は一流大学を出て本社から関連会社の重要ポストに天下りしたエリートである。彼の立場から見れば発言の意味も分らないではないが、学力もあり人生経験も豊富な人が『このレベルか』とがっかりした。
『言った意味真意を聞けば角が立ち』・・「失礼ですがそれはどういう意味でしょうか?」と聞かなかったことを後反省。・・・切り返しがすぐできるかどうかが頭の良し悪しの分かれ目。