年越しの大雪寒波襲来か

強い寒気が日本の上空に流れ込んだ影響で、中国地方は山間部を中心に30日未明から雪が降り続き、各地で今冬一番の大雪に見舞われた。
庄原市西城町で雪かきをしていた女性(89)が転倒して足の骨を折るなどの被害が出た。
雪は元日にかけて断続的に降り続くとみられ、年末年始の交通に影響が出る恐れがある。
 広島などの各地方気象台によると、中国地方の積雪は午後11時現在、庄原市高野町が43センチ、広島県北広島町八幡が36センチ、島根県飯南町赤名が25センチ、新見市千屋が23センチ、鳥取県大山町大山が21センチ。
平野部の広島市中区山口市松江市などでも初雪を観測した。
広島市は平年より3週間、山口市20日、それぞれ遅い。
31日午後6時までの24時間に多いところで山間部40センチ、平野部10センチの積雪を予想している。