元気ならハゲていたっていいじゃない(他作)

私もハゲの部類だが、日本人は『ハゲ』た人をマスコミを初めとして笑いの対象とすることが多い。
欧米でははげた男性を『みすぼらしい』というイメージだけでなく『精力的』『知恵者』などポジティブなイメージで見ているそうだ。
日本では『ハゲ、デブ、ブス』の三つを昔から笑いやいじめの対象にしており、当の本人は「毛生え薬・カツラ」をつけたり、「エステ」に通ったり、整形外科で「整形」したりと大変である。これらの産業を『弱み付け込み産業』と呼ぶようであり、カツラ産業だけで年商一兆円とか?
では『ハゲ』に戻してそのメリットはないだろうか?
私が友人からよくからかわれたのは
1、アブや蚊が刺そうとしてもツルリとすべり落ち刺されない。
2、理髪代が割安に済む。
3、貫禄がある。
これらは所詮冗談だが、知らないところでは確実にメリットのあることもあった。
4、2006年9月16日公開の日本映画でモト冬樹主演の『ヅラ刑事』。劇場窓口でカツラを全部取り外したら1800円の入場料が無料になったようだ。
最後部の座席で鑑賞した人を想像すると、前は『ハゲ頭ばっかり』。サングラスでもかけないと照り返しが強くまともに映画鑑賞できなかったのではないかと思うとお気の毒。

医学的に貴重なメリットもあるので最後に付け加える。
5、髪は女性ホルモンにコントロールされており、頭髪が少ないのは女性ホルモンが少ない証拠。言い換えれば男性ホルモンが強過ぎるということであり『若ハゲ=絶倫』という公式が見事成り立つ。
ここまでくれば
『そのまんま理解ができる初めの句』と詠んでマウスを置きたい。