元専務地検に出した三百万

前防衛次官汚職事件で、贈賄側の防衛商社「山田洋行」元専務宮崎元伸容疑者(69)が自宅に保管していた300万円以上の現金を東京地検特捜部に任意提出していたことが29日、関係者の話で分かった。
前次官守屋武昌容疑者(63)=収賄容疑で逮捕=側に対する融資の返済金だったと説明しているという。
 宮崎容疑者側から守屋容疑者側に三百数十万円を提供していたことは既に分かっているが、2人は「融資だった」と主張。
しかし、宮崎容疑者らは銀行口座からの送金記録を改ざんしていたほか、借用書がないなど不自然な点もあり、特捜部はわいろだった可能性もあるとみて、趣旨などについて追及しているもようだ。(11.30中国新聞抜粋)