夢に見た定年あとを生きている(他作)

誰でも現役時代には定年後の過ごし方に夢を馳せる。私が若い頃から一貫して持っていた夢は日本の有人島の走破。島に足を踏み入れると潮の香りと人間の暖かさに直接触れることができ何ともいえぬ幸せを感じることができる。昔からの風習を温存している島の保守性もたまらなく好きだ。日本には有人の離島が平成13年4月1日現在で315島あり何日掛けようと行ってみるのが夢だったが果たせぬ夢となり残念。
『天上天風』という本の中で著者の藤原氏は『定年後を楽しく過ごすための三ヶ条』として次のことを挙げているのでその部分を抜粋しよう。
1、仕事に人生をかけない
会社の務めはいずれ終わるが人生は終わらない。会社と生活とを両立させておく必要がある。
2、夫婦間でしっかり話し合おう
早くから、夫婦間で話し合って、定年後の生き方やどこで暮らすかを決めておきたい。
3、貯蓄は計画的に行う
今後、退職金、年金をあてにすることができない社会が予測される。貯蓄は計画的に行おう。

1には異論多々あると思われ、2・3は理想論だと私は感じる。
『当面は今が楽しけりゃそれで良し』・・こんな退職後の私ですが・・・。